高校野球2018
夏の全国大会
粘りに拍手 最後まで逆転信じた応援団
2018年8月14日(火)
試合終了まで懸命な応援を続けた佐久長聖高校の生徒ら=13日午後2時4分、甲子園球場

 「よくやった」「お疲れさまー」。試合終了とともに、ねぎらいの声が選手たちに次々に掛けられた。13日の第100回全国高校野球選手権大会2回戦。佐久長聖高校(佐久市)はあと一歩でベスト16進出を逃したものの、九回まで全力プレーを続けた選手たちを応援団は笑顔でたたえた。

 佐久長聖側スタンドには野球部員や保護者、生徒ら計約1500人が詰め掛け、肩と肩が触れ合うほど。試合は高岡商業高校(富山県)に先制を許し、終始、追い掛ける展開だったが、生徒らは逆転を信じ、エールを送り続けた。

 2点差を追う九回表、吹奏楽部が「アルプス一万尺」のメロディーを奏でると、盛り上がりは最高潮に。2死一、三塁から1点を返すと「もう一回、もう一回!」と大合唱。野球部員で応援団長を務めた3年の肥田野優紀さん(17)は「逆転を最後まで祈って応援した」。

 試合終了とともにスタンドにはため息が漏れたが、すぐに拍手が湧き起こった。真銅龍平主将(18)の父大輔さん(43)=大阪府=は涙ぐみ、「勝つことを信じていた。よく粘った」。4番打者西藤慶人選手(18)の父、洋二さん(51)=東御市=は「いい試合だった。選手たちは次の夢に向けてステップしてほしい」と願った。

 佐久長聖高校に近い佐久市の岩村田本町商店街ではパブリックビューイング(PV)があり、市民ら約60人が声援を送った。同校OBの会社員横山裕さん(40)=上田市塩川=は「堂々と岩村田に帰ってきてほしい」と話した。






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