信州ブレイブウォリアーズニュース

チームを指揮する小野寺監督

 昨季までbjリーグで5シーズンを戦った信州は2部から再出発。国内男子の「改革元年」に信州を率いる小野寺監督は、「日本人選手がチームを引っ張り、得点する戦いで優勝を狙う」と言葉に力を込める。
 重視するのは「攻守の切り替えの速さ」(小野寺監督)だ。隙あらばダブルチームでボールを奪う厳しい守備を徹底。ボールを奪ったら、ゲームメークにたけた斉藤洋や得点力のある古橋ら多彩なガード陣で好機を生み出し、得点を狙う。
 鍵を握る攻撃戦術が、ボールを持った選手と壁役の選手が連係して相手マークをずらし、ゴールに迫る「ピックアンドロール」と呼ばれる連係プレーだ。1勝3敗に終わったプレシーズン試合は呼吸が合わない場面も多く、斉藤洋も「もっと突き詰めたい」と口にした。主に壁役となる外国人選手を日本人ガード陣が生かし、好機を生み出せるかがポイントだ。
 小野寺監督はガードだった選手時代、身体能力の差に限界を感じて2シーズンで現役を引退した。その悔しさから、指導者としては「体格が小さい日本人選手が能力の高い外国人選手にどう勝つかを追求してきた」と語る。
 日本代表男子は1976年のモントリオール大会後は五輪出場を逃し続けている。小野寺監督は「勝敗だけではなく、日本が世界で戦うスタイルが強化されなければ、Bリーグに生まれ変わった意味がない」と強調する。開幕戦でぶつかる奈良は、ナイジェリア代表としてリオデジャネイロ五輪に出場したオガデを擁する。信州の実力を試すには不足のない相手だ。

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