旅行するなら解禁はいつ?どこへ行く?本紙アンケート

2020年06月27日掲載

 「旅行は秋以降、まずは県内から」が主流―。新型コロナウイルス対策の緩和で、県境をまたぐ移動自粛要請が解除されたことを受け、本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班は無料通信アプリ「LINE」(ライン)を通じ旅行意識を探るアンケートを実施、24日結果をまとめた。感染拡大の第2波への警戒感は根強いものの、「旅行は家族との大切な時間」(北信の50代女性)、「長野県の良いところを再発見します」(南信の20代女性)といった声が多く聞かれた。

 アンケートはコエチカのLINEを通じ19~22日に行い、計579人(男性216人、女性363人)から回答を得た。

 旅行時期は「9~12月」が23%と最多で、「新型コロナウイルスのワクチン実用化後」の22%が続く=グラフ。東信の50代女性は「生死に関わるので薬が開発されるまで出掛けるべきではない」。お盆や夏休みに当たる「7~8月」は18%、「来年」は14%で、「今月(6月中)」は5%にとどまった。旅行は来年とした北信の70代男性は「新型コロナの動向がはっきりして収まったら行きたい」と答えた。

 旅行する場合の行き先は「県内」の25%が最も多く、「首都圏を除く国内」の21%、「隣接県」の16%と続き、「首都圏を含む国内」は12%=グラフ。「渡航再開後の海外」はわずか2%で、海外旅行の需要は当面落ち込みが続きそうだ。

 旅行期間については「1~2泊」が53%を占め、「日帰り」が16%。感染症の動向を見定めつつ「近場で短期間」が中心のようだ。

 月内に蓼科高原へ出掛けるという北信の60代女性は「ディスカバー(発見)長野ですね」。遠出が難しい中、トレッキングに目覚めたという東信の50代女性も「長野県民で良かった」とした。一方、「京都などいつも外国人観光客で混んでいる場所は今がチャンス」(50代女性・北信)との声もあった。

 県外から県内への旅行者受け入れについて、現時点でどう考えるか尋ねたところ、「賛成」は8%、「どちらかといえば賛成」が23%だった一方、「反対」は15%、「どちらかといえば反対」は44%。中信の50代男性は「受け入れる側も、受け入れられる側もリスクを自覚し、感染対策を意識しながら行動することが重要」と指摘した。

 政府が国内旅行などを補助する「Go To キャンペーン」や、県民の宿泊料金などを割り引く県の「ふっこう割」については「知っている」「ある程度知っている」が計86%に達した。

 アンケートは多様な声を聞くことが狙いで、年代や地域のバランスを取った世論調査とは異なる。

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