長野市の仮設住宅にハクサイやダイコンを運び込んだ渡辺さん(左)

長野の仮設住宅に農家からおいしい「支援物資」

2020年11月10日掲載

 川上村の農業渡辺亜子さん(60)が1日、昨年10月の台風19号災害で被災した住民が暮らす長野市内の建設型仮設住宅に、ハクサイとダイコン計約200個を届けた。夫と一緒に採れたてをトラックに積み、市内4カ所の建設型仮設住宅で最も戸数の多い昭和の森公園に運んだ。2日にも住宅内で開かれたお茶会で配られ、住民らは「サラダにしようか」「漬物にしようか」などと会話に花を咲かせた。

 仮設住宅に花を飾る活動が進むことを伝える信濃毎日新聞北信面の記事を読んだ渡辺さんが、本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に情報を寄せた。渡辺さんは記事を見て「できることをしたい」と思い立ち、村の特産品を贈りたいと知人に提供を呼び掛けたという。

 冷え込みが進むこの時期、仮暮らしを続ける被災者らと交流した渡辺さんは「頑張ってとは言えないけれど、運んだ野菜を鍋にして食べてもらい、体を温めてほしい」と話していた。

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