コロナ関連の業務に追われる長野市保健所=2020年11月

コエチカQ&A 感染者発表、なぜ長野市は県と別なの?

2021年01月14日掲載

 県と長野市が行っている新型コロナウイルス感染者の発表。本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に「なぜ県と長野市が別々に発表するのか。分かりにくい」との疑問が寄せられました。人口が多い長野市は、県の保健所と別に独自の保健所を持っているためですが、確かに分かりづらい面がありますね。

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 県内の保健所には、長野市全域を担当する「長野市保健所」と、それ以外の市町村を担う「長野県保健所」(10広域圏に設置)があり、県と市がそれぞれ発表しています。発表時間も異なるため、信濃毎日新聞が「信毎web」を通じ伝えている速報も「長野市は○人」「県は○人」となってしまいます。

 むろん、県と市の間で連携がないわけではなく、発表資料には県内の全体像が分かるよう、合計数が示されています。信濃毎日新聞の翌日の朝刊も合算した数字で報じています。

 実は県内では松本市が今年4月から、長野市と同じ「中核市」に移行し、独自の保健所を持つ予定です。4月以降は県、長野市、松本市がそれぞれ感染者数を発表するのでしょうか。

 松本市に聞くと現時点で、独自に発表するかは決めていないそうです。設置後しばらくは県と合同発表する選択肢もありえます。新型コロナウイルス感染症県対策本部は「松本市の意向に合わせて対応する」とのことです。

とは

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