短すぎる横断歩道 わずか3メートル 歩行者用信号もある理由 長野市

2022年06月13日掲載

 長野県庁近くにあり、国道19号と市道が交差する長野市の岡田町北交差点を巡り「市道の幅がとても狭いのに歩行者用信号がある。これって必要?」との声が本紙「声のチカラ」(コエチカ)取材班に寄せられました。実測すると、わずか3メートル。日中は車の通行もほとんどないが、県警によると「交通量が激しい19号と交差し、19号からの右左折車から歩行者を守るために必要」だそうです。

 交差点は県庁から南へ約400メートルの場所にあります。近くの予備校へ通う女性(19)に声をかけると「横断歩道があまりにも短く、信号の存在を意識したことはほとんどありませんでした」と話しました。

 ですが朝夕は多くの通勤者や通学者が利用。19号も車で混雑します。道交法では、横断歩道に歩行者用信号がないと、歩行者は車用信号に従わなければならないそうです。このため、歩行者が途切れない時間帯は、19号からの右左折車が市道へ進入しにくくなってしまいます。

 岡田町北交差点の市道の歩行者用信号は車用信号よりも早く赤に変わるように設定されています。歩行者用と車用をずらすことで、19号からの右左折車がスムーズに市道に進入できるようにしているそうです。

 この交差点に歩行者用信号が設置されたのは1999年3月。近隣の小学校の通学路でもあり、児童らの安全確保の意味もあるそうです。県警交通規制課の神谷智久次長は「安全のためにも信号に従ってほしい」と呼びかけています。

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