TOP2011年03月栄村全域1400人余避難 7地区の孤立は解消

 12日未明に震度6強を観測した下水内郡栄村では、秋山地区を除く村内全域の避難指示を受けて、同日午後4時現在、1434人が村内7カ所に避難している。

 けが人は軽傷の10人で、増えていない。雪崩の影響などで一時、7地区584人が孤立したが、県外自治体のヘリで救助されるなどし、同日夕方までに解消した。

 飯山市から新潟県境まで通行止めになっている国道117号、運休しているJR飯山線の戸狩野沢温泉以北は、復旧の見通しが立っていない。

 北信州みゆき農協(飯山市)によると、同村を含む管内4市村のキノコ農家35戸でブナシメジなどの容器計約350万本が倒れた。栄村では肉牛農家3戸と養豚農家1戸の木造畜舎も全壊や半壊し、牛数十頭が死んだ。

 県は同日、同村に対して災害救助法の適用を決定した。避難所の設置費や食料品の提供費用などを県と国で負担する。県内市町村への適用は2006年7月に豪雨災害があった諏訪市、岡谷市、諏訪郡下諏訪町以来。地震での適用は1984(昭和59)年に県西部地震が起きた木曽郡王滝村以来で2回目。

 長野地方気象台によると、午後7時20分までに県北部や新潟県中越地方で余震とみられる震度3以上の地震を36回観測。同日午後11時35分ごろにも震度5弱を観測した。

 気象庁は「この1日くらいの間は震度6弱か、震度6強の本震と同じくらいの地震が起こる可能性がある。余震は1週間ほど続く可能性がある」としている。

2011年3月13日掲載

災害用掲示板(安否確認)