TOP2011年03月交通機関がマヒ、ホテルには予約殺到

 長野新幹線が全面ストップした影響で、長野市のJR長野駅は首都圏方面へ向かえなくなった人たちでごった返した。終日運休が決まり、東京まで帰る予定だった都内の自営業川野武司さん(35)は「今日はホテルを取って泊まるしかない。明日の予定をキャンセルしなければ」と困った様子で話した。

 松本市のJR松本駅も、松本電鉄上高地線を除く運転見合わせや特急の運休で学生や会社員らであふれ、駅員が対応に追われた。韓国のソウルから出張で訪れた朴哉〓さん(32)は「こんなに大きい地震は初めて。今日中に名古屋に着かないとあすの飛行機に間に合わない」。

 構内のコーヒーチェーン店は運行再開を待つ人たちに無料でコーヒーを振る舞った。

 一方、駅前のホテルは首都圏方面などへ帰れない人の宿泊予約が殺到した。長野駅前のホテルメトロポリタン長野は午後4時半ごろから、ビジネスマンや観光客の予約が相次ぎ、空室だった30~40部屋がすぐに埋まった。松本駅に近いホテルブエナビスタでも午後4時ごろから問い合わせが100件以上寄せられた。午後6時半には全200室が満室になった。

 長野駅では待合室で数人が一夜を明かした。

(〓 妍の異体字)

2011年3月12日掲載

災害用掲示板(安否確認)