TOP2011年03月栄村、水源地1カ所の復旧難しく 他の15施設水源は異常なし

 県北部地震の後、ほぼ全域で断水が続く下水内郡栄村で、森地区にある「森簡易水道」の水源地で土砂崩落が起き、復旧が絶望的となっていることが19日、同村の調査で分かった。約90世帯、約270人に給水を再開するには新たな水源が必要だが、見通しは立っていない。

 同村では秋山地区以外で断水が続き、村は19日までに全16水道施設を調査。森簡易水道以外の15水道施設は水源に異常がなかった。ただ、原向地区で約20世帯、約40人が利用する「原向飲料水供給施設」は、水源から配水池に水が流れ込まない状態。ポンプの故障、配管の漏水などが原因とみられる。

 村は21日に16水道施設の配管の点検を始め、通水可能か判断。修復も進める。

 村によると、16水道施設の地元住民は既に、配管の自主点検を始めた。損傷箇所をいち早く調べ、復旧を早める目的だ。

 白鳥地区の住民らは19日、国道117号沿いで雪を掘って地面を露出させ、染み出る水の有無で漏水をチェックした。月岡利郎副区長(64)は「地区でできることは地区で行い、一日も早く通常の生活に戻したい」と話した。

2011年3月20日掲載

災害用掲示板(安否確認)