TOP2011年07月佐久の業者、焼却灰受け入れ 放射性物質の独自基準設け

 佐久市のフジコーポレーションは11日、小諸市御影新田の自社最終処分場で、放射性セシウムが検出された長野市犀峡衛生センター(長野市信州新町)のし尿汚泥の焼却灰の受け入れを始めた。セシウム検出後は見合わせていたが、国が処理基準を示したのを受け、独自基準を設けて再開した。県環境部によると、放射性物質を検出した下水道などの焼却灰受け入れは、県内の処分場で初めて。

 同社は下水道とし尿処理施設の焼却灰について、当面、放射性セシウムは1キロ当たり500ベクレル以下、放射性ヨウ素は同2千ベクレル以下との受け入れ基準を設定。同センターの焼却灰から検出されたのは放射性セシウムが同80ベクレルで、基準を満たした。

 同社がこの日受け入れた焼却灰は約4トン。セメントなどと混ぜ、処分場内の盛り土に使うといい、定期的に場内の空間放射線量なども測定するとしている。山口藤吉郎会長は「安全性が確認できれば、長野市以外からも受け入れる」としている。

 セシウムが検出された汚泥について、国は6月に濃度が1キロ当たり8千ベクレル以下は管理型の処分場に埋め立可能、などとする処理指針を示した。環境省は、し尿汚泥にもこの指針を準用する方針だ。

2011年7月12日掲載

災害用掲示板(安否確認)