TOP2011年08月県内に汚染疑い牛270頭導入 県、出荷時に全頭検査の方針

 放射性セシウムに汚染された可能性のある稲わらを使っていた東北地方の肉牛農家から、県内の農家4戸に計約270頭の肉牛が導入されていたことが12日、分かった。いずれも出荷時期まで1年近くあり、市場には出回っていない。出荷する場合も、県が肉牛の全頭検査をする方針のため、県農政部は「安全性は確保できる」としている。

 農林水産省から県に入った連絡によると、ほとんどは岩手県の農家から導入された。同省の調査では、汚染された稲わらを使っていた農家から肉牛を導入した事例は全国に広がっているとみられる。

 県農政部は、対象の肉牛の個体識別番号を把握し、適正管理を進める方針。これらの牛のふんが使われた可能性がある堆肥も、検査で放射性物質濃度が規制値を上回れば出荷させない措置を取る。

2011年8月13日掲載

災害用掲示板(安否確認)