TOP2011年08月県産米の放射性物質検査 池田町で始まる

 2011年産の県産米の放射性物質検査が15日、北安曇郡池田町を皮切りに始まった。県は10月上旬まで順次、各市町村で収穫期に合わせて実施する。結果判明まで7~10日程度かかる見込みで、放射性物質が基準値以下であることが確認されるまで、該当の市町村での出荷自粛を求める。

 県産米検査の初回は、池田町内で収穫期が最も早い会染の水田のコメが、サンプルとして選ばれた。この日の収穫開始に合わせて県北安曇農業改良普及センター職員らが水田に出向き、約11キロ分の稲を刈り取った。

 脱穀や乾燥を経て玄米2・2キロ分を16日、分析機関の日本食品分析センター(東京)に送る。検査結果が判明し、暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)以下と確認されるまでは、町内産のコメの出荷、販売、譲渡、贈答などの自粛を生産者に要請する。

 サンプルとして採取されたコメは、早生種のうるち米。生産者の高山〓(日の下に高)(こう)さん(68)は「検査結果が出るまで出荷は遅れるが、消費者には安全安心なコメを届けていきたい」と話していた。

 県は県産米の検査を、コメを生産していない南佐久郡川上村を除く県内76市町村で実施する。調査地点を各市町村内で1カ所(長野、松本市は2カ所)選定。玄米を採取して同センターに送り、放射性セシウム濃度を調べる。

2011年8月16日掲載

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