TOP2011年08月東信で汚染牛肉消費 セシウム検出、県内で2例目

 県は18日、放射性セシウムを含む稲わらを与えられた牛1頭(個体識別番号02006―85953)の肉が県内で流通、消費されていたことが新たに分かったと発表した。同じ牛の肉が川崎市に残っており、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を上回る1キロ当たり623ベクレルの放射性セシウムが検出された。県によると、暫定基準値を上回る牛肉の県内での消費が判明したのは2例目。

 岩手県の農家が出荷した牛で、ヒレ9・9キロを東信地方の飲食店が同地方の食肉卸業者から7月25日に仕入れ、8月1、2日に全て料理として提供した。川崎市内に残っていた同じ牛の一部について、岩手県が東京都内の検査機関に依頼して調査した結果、暫定基準値を上回る放射性セシウムを検出したという。

 長野県食品・生活衛生課は、1キロ当たり623ベクレルの牛肉200グラムを1回食べた場合の人体への影響は、通常の食事で1年間に受ける内部被ばく量の200分の1程度―と説明。「健康に影響する心配はない」としている。

2011年8月19日掲載

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