TOP2011年12月立科で採取の薪 指標値超えるセシウム検出

 県林務部は5日、北佐久郡立科町茂田井地区の山林で伐採し11月30日に採取した薪(まき)(カラマツ)を、県環境保全研究所(長野市)で検査した結果、国が設定した指標値(1キロ当たり40ベクレル)を上回る1キロ当たり46ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。県内の薪から、国の指標値を上回る放射性セシウムが検出されたのは初めて。

 検出されたのはセシウム134が1キロ当たり20ベクレル、セシウム137が同26ベクレル。県信州の木振興課は「なぜ検出されたのかは不明だが、原発事故に由来するものではないか」とみている。同課は同日、この薪を生産した佐久市の業者に、同じ山林で伐採、生産した他の薪を当面の間、販売・使用しないよう要請した。

 県は今後、同町や佐久地方事務所管内で追加検査する方針。安全性を確認するため、県内の他地域でも順次検査を進める。

 また同部はこの日、佐久市や南佐久郡佐久穂町など、佐久地方6市町村で11月30日に採取した広葉樹と針葉樹の薪を県環境保全研究所で検査した結果、佐久穂町で採取した広葉樹の薪で1キロ当たり13ベクレルのセシウム137を検出した以外、放射性物質は検出されなかったと発表した。

2011年12月 6日掲載

災害用掲示板(安否確認)