TOP2012年02月東北信地域のリンゴ剪定枝 微量のセシウム検出

 県農政部は31日、県内18市町の28カ所で採取したリンゴの剪定枝(せんていし)の放射性物質検査結果を発表した。東北信地域は、23カ所中20カ所で1キロ当たり10〜209ベクレルの放射性セシウムを検出。放射性物質濃度が比較的高かった小諸、佐久両市の一部地域は、野外で焼却しないことが望ましいとの見解を示し、地方事務所を通じてリンゴだけでなく果樹農家全体に周知する。

 1月5〜17日にサンプルを採取し、同10〜17日に長野市の県環境保全研究所で検査。小諸、佐久両市の千曲川右岸(小諸市西小諸、大里、北大井、中央地区を除く)は30〜209ベクレルと高かった。中南信の5カ所は不検出だった。

 放射性物質が検出された場所も、同部は「作業の安全性に問題はない」と説明。ただ、剪定枝を焼却すると灰の放射性物質濃度が高まる可能性があるため、野外焼却は不適切と判断した。その他の東北信地域にも、剪定枝を持ち出さず、焼却などの処理は畑の中でするよう呼び掛ける。

 検査は、国が果樹剪定枝の野外焼却について基準値を示していないため、県が独自に実施した。

2012年2月 1日掲載

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