TOP2019年02月災害の記憶、どう継承 松本で3月11日に意見交換
ワークショップ会場に置く御嶽山噴火災害の写真パネルを選ぶ市田准教授(右)ら

 信州大(本部・松本市)と信濃毎日新聞社などは、東日本大震災から丸8年となる3月11日、「わたしがつくる『つぎの防災・減災』」と題したワークショップ(参加型講習会)を開く。松本市中央2の信毎松本本社「信毎メディアガーデン」1階ホールが会場。災害時の新聞の役割や、記録・記憶の継承について講師の話を聞き、参加者が意見を交わす。参加希望者を募っている。

 信大の創立70周年を記念した事業の一つで、地域防災減災センター、教育学部、学術研究・産学官連携推進機構などが参加。産学官民の連携によって新たな産業や暮らしの創出を目指す「信州リビング・ラボ」の一環でもある。

 信毎は、長戸文秀編集委員と松本本社報道部の米川貴啓写真記者が参加。2014年9月の御嶽山噴火災害をはじめとする災害取材の詳細を紹介する。信大教育学部の広内大助・教授(地理学)は、県北部で最大震度6弱を観測した同年11月の地震後に、被害や復興の様子を捉えた写真や映像が見られるホームページ「神城断層地震震災アーカイブ」を作った狙いを解説する。

 参加者は4~5人に分かれ、災害時の新聞の役割、災害の記録や情報の継承について意見交換する。同機構の市田秀樹准教授(工学)は「市民が自ら防災と減災の新しい在り方を考えるきっかけになればいい」としている。

 会場には午前11時半から信毎の災害報道の記事や写真の他、同アーカイブを閲覧できるパソコンも置く。

 講習会は午後6~8時。無料。定員100人。3月8日までに専用ホームページ(https://www.shinshu-u.ac.jp/project/livinglab/)から応募する。または、件名「3・11ワークショップ」、氏名、電話番号、参加人数などを明記してメール(living-lab@shinshu-u.ac.jp)かファクス(0263・37・2076)で申し込む。問い合わせは信州リビング・ラボ事務局(電話0263・37・2067)へ。

2019年2月23日掲載

災害用掲示板(安否確認)