TOP2020年03月栄村、再生へ歩み続ける 県北部地震9年
県北部地震から9年となった栄村。当時、家屋の全壊が村内最多の14棟に上った青倉集落=11日午後4時35分

 下水内郡栄村で最大震度6強の揺れを観測した県北部地震から12日で9年となった。今年は新型コロナウイルス感染拡大を受け、村内のJR飯山線森宮野原駅前で毎年12日夜に開く「復興灯明祭」は、村歌の合唱、飲食の振る舞いなどを中止。ろうそくを並べて「3・12栄村」の文字を作ってともす復興祈願や黙とうのみを例年通り行う。

 全国有数の豪雪地である同村も今冬は雪が少なく、春の陽気に包まれている。村の人口は震災前から400人以上減り、1800人を割った。人口に占める65歳以上の割合(高齢化率)は53%(昨年10月時点)と、県内2番目の高さに。復興期を乗り越え、集落再生の担い手確保といった課題克服に向け民間の活力を生かした取り組みを進めている。

 県北部地震は午前3時59分ごろ発生。村内の住宅694棟が被害を受け、一時、村民の8割近くに当たる1787人が避難生活を送った。

2020年3月12日掲載

災害用掲示板(安否確認)