信濃毎日新聞ニュース特集

2018 長野県知事選

阿部氏、基本政策集発表 「学び」など重点6分野

2018年07月13日(金)

 19日告示、8月5日投開票の知事選に無所属で立候補を表明している現職で2期目の阿部守一氏(57)は12日、長野市内で記者会見し、公約となる「基本政策集2018」を発表した。「創造的で持続可能な共生社会」の実現を目指すとし、「学び」「働き」など六つの重点分野に138項目の取り組みを掲げた。
 2期目に掲げた「県民起点の県政」を基本姿勢として継続。本年度からの県政運営指針「総合5か年計画」を着実に進めるとする一方、「立候補するに当たっての政治家としての思い」として「学び」「働き」「生活」「産業」「技術」「共生」の六つの分野に重点的に取り組むとした。
 「学び」では白馬高校(北安曇郡白馬村)国際観光科のような生徒の全国募集を広く検討するほか、県内にない学部・学科を中心に高等教育機関の立地を促進するとした。「働き」では保育士確保などに力を入れて女性の就業を支援。「生活」では医療、交通、防災、まち・むらづくりの分野で具体的な取り組みを挙げ、安心して暮らせる持続可能な社会をつくるとした。
 「産業」では県を売り込む県営業本部(仮称)の設置を掲げ、「技術」では先端技術を生かす政策を企画立案する組織の新設、試験研究機関の再編強化を挙げた。「共生」には困難を抱える子どもや家庭への支援の充実などを盛り込んだ。ほかに「自治力」の強化として、公文書管理の在り方や、主要農作物種子法(種子法)の廃止に伴う独自条例の制定を検討するとした。
 一方、第1次政策を5月末に発表している新人で元上田市議の金井忠一氏(67)=無所属=は、最終的な公約を13日に示すとしている。