スピードスケート女子1000メートルで世界新記録をマークし、遠征先から帰国した小平奈緒=12日午後、成田空港

小平、海外遠征から帰国 新達成でも「まだまだ成長」

201712/13

 スピードスケート女子1000メートルで世界新記録をマークした茅野市出身の小平奈緒(相沢病院)が12日、ワールドカップ(W杯)第4戦が行われた米国から成田空港に帰国した。取材に応じた小平は「ようやく描いてきたものがものになった。でも、まだまだ成長できる」と話し、来年2月の平昌冬季五輪に向けて進化を続ける意識を強調した。
 欧州と北米を転戦した海外遠征は1カ月余りに及んだ。今後は拠点とする長野県内に戻って調整と強化に取り組む方針で、「(伸びた)髪を切って、信州産のおいしいものを食べたい」と笑顔を見せた。
 スピードスケート女子1000メートルで、個人の五輪種目では日本女子初となる世界新記録をマークした小平奈緒(相沢病院)が12日、1カ月余りのワールドカップ(W杯)転戦を終えて成田空港に帰国した。空港で取材に応じた小平は「世界新記録で(今季の)前半戦を締めくくることができてうれしい」と語った。
 小平は、標高が高く記録の出やすいカナダ・カルガリーと米国・ソルトレークシティーで行ったW杯第3、4戦で好記録を連発。36秒36の世界記録更新に期待が高まった500メートルは36秒50の日本新記録にとどまったが、第4戦の最終レースとなった1000メートルで、従来の記録を0秒09更新する1分12秒09の世界新記録を樹立した。
 4戦したW杯では、転倒した1000メートルの1レースを除いて500メートルと1000メートルで全勝した小平は、今月27~30日に長野市エムウェーブで開く代表選考会への出場を前提に3大会連続となる平昌冬季五輪代表を確実にしている。