パブリックビューイング会場で、SC軽井沢クラブの健闘をたたえた軽井沢町の住民ら=21日午後4時15分、同町の軽井沢アイスパーク

SC軽井沢ク、次は北京だ 町民、4強逃した選手ねぎらう

201802/22

 平昌冬季五輪カーリング男子1次リーグを戦っていたSC軽井沢クラブは21日、最終戦で韓国に4―10で敗れ、準決勝進出を逃した。日本男子として1998年長野大会以来20年ぶりの出場となった五輪。地元の北佐久郡軽井沢町の町民らは、世界の強豪に真っ向勝負を挑んだチームをたたえ、今後のさらなる飛躍に期待を寄せた。
 同町の軽井沢アイスパークのパブリックビューイング(PV)会場では約80人が観戦。第8エンドに、SC軽井沢クラブの選手たちが韓国チームにギブアップの握手を求め、試合が終わると、残念がる声が漏れた。それでも町民らは、五輪出場権を勝ち取り、今大会で4勝を挙げたチームに惜しみない拍手や「頑張った」との声を送った。胸を熱くし、目頭を押さえる人もいた。
 韓国・江陵(カンヌン)にも出向いて観戦し、この日もPV会場で応援した地元の「軽井沢カーリングクラブ」部長、荻原久美子さん(63)は「いい試合をしていた。大きな差はないが、何が足りなかったのかを考え、経験をばねに北京を目指してもらいたい」と期待。「(カーリングに親しむ)子どもたちも高い目標を持てたと思う」と振り返った。
 両角友佑選手(33)と公佑選手(29)兄弟の祖父、両角幾夫さん(87)は「ご苦労さん」と選手たちをねぎらい、「次もあるんだ。4年後、また頑張ってやりましょう」と話した。
 町が五輪選手の輩出や競技の裾野拡大を目指し、国内最大級の6シートを備える軽井沢アイスパークの建設計画を進めた当時、町長だった佐藤雅義さん(80)も観戦。「本当にレベルが上がった」とたたえた。SC軽井沢クラブの支援組織「カーリングサポーターズクラブNAGANO2018」会長を務め、今回の五輪を通じてカーリングがさらに認知されたと受け止める。「周囲から『カーリングは面白い』という声も聞かれた。一層、競技が普及していくといい」と願った。