女子団体追い抜きで菊池彩花選手が一員となった日本チームが金メダルを獲得し、歓喜に沸く南相木村民ら=21日午後10時1分、村公民館

彩花コール、南相木熱狂 地元でPV

201802/22

 「おめでとう!」「万歳!」―。平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きで日本代表が念願の金メダルをつかんだ21日夜、チームの一員の菊池彩花選手の地元、南佐久郡南相木村でパブリックビューイング(PV)が開かれ、村民ら約80人が熱狂した。菊池選手は準決勝に出場し決勝は控えに回ったが、銀メダル以上確定に貢献。金メダル獲得の瞬間、PV会場は割れんばかりの拍手と歓声に包まれた。
 カナダを相手にした準決勝。スタートラインに立つ菊池選手が大画面に映し出されると、会場は「彩花、彩花」のコール。日本は息の合った動きとスムーズな先頭の交代で終始リードし、差を広げる展開。2秒90の大差を付けてゴールして銀メダル以上が確定し、「やった」と拍手が起こった。
 ゴール後、ほっとした表情で、涙ながらにスタンドに手を振る菊池選手も映し出された。「泣くな、よくやったぞ」とねぎらう声が出た。
 オランダと対戦した決勝。スタートと同時に、会場にはスティックバルーンをたたく音が響き渡った。中盤はオランダを追う形になり、「頑張って」の声。終盤で再び優勢になり、五輪新でゴールすると、来場者は両手を挙げて「やったー」と喜んだ。
 菊池選手の母方の祖母、中島けさ江さん(81)は準決勝後、「以前の右脚のけがが心配で、しっかり滑れるかどうか最後までひやひやした」。金メダルを獲得すると「メダルが取れて良かった。(準決勝で)彩花も力になれて、最後まで良いチームワークで戦えたことは本当にすごかった」とたたえた。
 菊池家の向かいに住む中島ケサムさん(84)は「あやちゃんが出て、勝った、これ以上のことはない。金メダル。本当にうれしい」と喜びを爆発させていた。