菊池彩花選手の金メダル獲得を祝い、南相木小学校の全校集会で旗を振る児童たち=22日午前8時24分、南相木村

「金」やったね 南相木、あふれる喜び

201802/22

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きの金メダル獲得から一夜明けた22日、日本チームの一員、菊池彩花選手(30)=富士急=の出身地の南佐久郡南相木村では祝福ムードが広がった。母校の南相木小学校は急きょ全校集会を開いて祝い、村役場には懸垂幕が登場。村は菊池選手の表彰の検討に入った。
 南相木小の全校集会は午前8時20分に始まり、児童計42人が菊池選手へメッセージを送った。同校スケートクラブ顧問の教員が「昨日のテレビを見ましたか」と聞くと、児童は一斉に「はい」。顧問が「お祝いのメッセージを届けましょう」と促すと、児童は「彩花選手、金メダル獲得おめでとうございます」「一糸乱れぬ華麗な滑りは、見ていて背筋がぞくっとするほど感動しました」と声を上げた。
 菊池選手の妹で同五輪のスピードスケート・ショートトラックに出場した悠希選手(27)=ANA=と純礼選手(22)=トヨタ自動車=に対しても「幾つも(種目に)出場し、お疲れさまでした」とねぎらった。
 村役場では午前10時前、長さ約6メートルの懸垂幕が掲げられた。「菊池彩花選手 金メダルおめでとう」などと記された幕が役場庁舎の壁面に飾られると、集まった村職員から拍手が起こった。
 中島則保村長は「大変うれしい。村から金メダリストが生まれたことは村民にとっても大きな励み」と声を弾ませた。菊池選手の功績をたたえて村で何らかの表彰をするため、議会と相談するとした。
 同村の住民有志でつくる菊池姉妹後援会の中島巳良会長(65)は「昨日は村の皆さんと一緒に喜びを分かち合い、興奮気味だった。菊池姉妹にはゆっくり休んでリラックスしてほしい」と語った。
 南佐久スケート協会の新井寿一会長(68)=南佐久郡小海町長=は「チームワークで勝ち取ったメダルで、感動をもらった。南佐久から初の金メダルの選手が出た。とてもうれしい」と祝福した。