菊池彩花選手(写真左)。高木菜那選手
小口貴子選手(写真左)。菊池純礼選手

ナガノの遺産、次の舞台へ 県勢晴れやか、帰国報告会

201802/28

 平昌(ピョンチャン)冬季五輪で史上最多13個のメダルを獲得した日本選手団が27日、東京都内で解団式を行った。選手団旗手で、ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明選手(土屋ホーム)が斎藤泰雄団長を介して日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長に団旗を返還し、斎藤団長が解団を宣言した。
 斎藤団長は「(メダル数の)記録更新は夏冬一体となって競技力向上に努めてきた結果」と話し、竹田会長は「1998年長野五輪を観戦し、出場を夢見た子どもたちが夢を実現させ、新たな記録を打ち立ててくれた。大きなオリンピックレガシー(遺産)だ。2020年東京五輪の代表選手の活躍につながると確信した」と述べた。
 解団式後に屋外で行われた帰国報告会では県勢を含む日本代表選手らが登壇。主将を務めたスピードスケート女子の小平奈緒選手(相沢病院・茅野市出身)のほか、高木菜那選手(日本電産サンキョー)、菊池彩花選手(富士急・南佐久郡南相木村出身)らメダリスト、表彰台には届かなかったものの五輪舞台で奮闘した県勢選手らが笑顔で大会を振り返った。
 メダリストたちは林芳正文部科学相も訪問。メダルを量産したスピードスケート女子陣からはトレーニング環境の充実を求める意見が出た。小平選手は自転車を使った練習、高木菜選手はローラースケートを使った練習ができる場所が足りないと訴えた。

【高木菜那選手(スピードスケート)】勇気を届けてもらい、それが自分の力になって試合に臨めた。本当にたくさんの人が応援してくれたからこその金メダルだと思う。
【菊池彩花選手(スピードスケート)】(この4年は)一日一日、一瞬一瞬が詰まっていたので、金メダルを取った時はぐっときた。うれしいのひと言で、涙が止まらなかった。
【菊池純礼選手(ショートトラック)】次に向けて頑張らないといけないという気持ちと、もっとできるなという確信を持った。今の自分たちの力を知れたので、もっと努力したい。
【小口貴子選手(スケルトン)】夢に見てきた舞台に立てたうれしさでいっぱいだった。自分のイメージ通りの滑りができて気持ち良かった。競技の普及と発展にも力を入れたい。