今季の全レースを終えて海外遠征から帰国し、笑顔でシーズンを振り返る菊池彩花(富士急)=20日、成田空港

菊池彩が帰国「今後の活動ゆっくり考える」

201803/21

 平昌冬季五輪のスピードスケート女子団体追い抜きで金メダルを獲得した菊池彩花(富士急・佐久長聖高出)が20日、今季の全レースを終えて成田空港に帰国した。同種目はワールドカップ(W杯)最終戦(17、18日・ベラルーシ)も制し、今季のW杯で4戦全勝。空港で取材に応じた菊池彩は「完全優勝できた。チームにとって今後につながる1年間になった」と振り返った。
 現在30歳。今後の競技活動については、「オリンピックが終わってからもレースがあったので考えられていない。シーズンが終わってからゆっくり考えたいと思っていたので、これからしっかり考えたい」と明言しなかった。
 菊池彩は2016年8月、氷上練習中に転倒して右腓骨(ひこつ)筋断裂の大けがを負った。そのシーズンは一度もレースに出場することができなかったが、懸命のリハビリと、けがが癒えてからの強化で2大会連続の五輪代表となり、平昌五輪の団体追い抜きは準決勝に出場。高木菜那(日本電産サンキョー)や高木美帆(日体大助手)らとともに日本の金メダル獲得に貢献した。
 「今シーズンは必死に毎日やってきた。よくここまで来られたなと自分でも思う。積み重ねてきたものがオリンピックやW杯で結果として残せたことは本当にうれしい」と充実のシーズンを笑顔で総括した。