信濃毎日新聞ニュース特集

2019県議選

県議選 自民公認・推薦で23、改選前勢力を上回る見通し

2019年04月08日掲載

 第19回統一地方選前半の県議選は7日、23選挙区のうち無投票の9選挙区を除く14選挙区で投開票され、現職30人、元職3人、新人13人が当選した。無投票当選者11人を含めると、総定数57に対し、自民党は公認23人のうち21人、推薦4人のうち2人の計23人が当選。このほか、無所属の現新5人程度が自民入りを検討しており、党県議団は改選前勢力24人を上回る見通しだ。

 一方、2010年知事選で阿部守一氏の初当選を支えた旧民主・民進党系の国政野党では、立憲民主党の公認1人が当選したが、国民民主党の公認2人がともに落選。両党の公認候補を含め、旧民進系の政治団体「新政信州」が推薦した8人のうち、当選は5人にとどまった。

 旧民進系県議は社民、無所属議員と第2会派信州・新風・みらい(改選前14人)を構成していたが、このうち複数の現職が自民県議団入りを希望している。新政信州の推薦を受けた候補者は同一会派を結成することで同意しているものの、勢力維持は厳しい。

 公明党は前回改選時から1増やし、初の4議席を確保。17年衆院選出馬のため現職1人が辞職したが、残る現職2人に加えて新人2人を擁立し、全員が当選した。無所属議員と第3会派新ながの・公明(改選前8人)を結成してきたが、単独での会派構成を含め検討する見通し。一方、昨年の知事選で対立候補を擁立するなど阿部県政と対決姿勢を取っている共産党は公認10人のうち5人の当選。前回は同党最多の8人が当選(1人が衆院選出馬のため辞職)したが、後退した。

 日本維新の会は1人を公認したが落選。無所属で届け出た38人では、無投票当選7人を含む26人が当選した。

 投票率は47・57%で、15年前回選から1・35ポイント減らし、11回連続で前回選を下回って戦後最低を更新した。

 現職は50人が立候補し、40人(うち無投票当選者10人)が当選した。元職は立候補した3人全員が当選。新人は26人が立候補し、14人(同1人)が当選した。前回選に比べ、当選者は現職が3減、元職が同数、新人は2人増えた。一方、女性は8人が立候補し、7人が当選した。

 今回は16年ぶりに総定数を1減。選挙区も12年ぶりに再編し23選挙区で実施した。

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