信濃毎日新聞ニュース特集

2019参院選

吉田氏、脳腫瘍手術へ 政界引退を正式に表明

2019年05月23日掲載

 自民党参院幹事長の吉田博美氏(69)=県区=は23日、国会内で記者会見し、夏の参院選比例代表に出馬せず、政界を引退すると正式に表明した。引退を決断した理由に自身の健康問題を挙げ、脳腫瘍と診断されたと説明。24日に入院し、25日に手術を受けることも明らかにした。

 吉田氏は「健康問題で厳しい状況にあるので選挙運動は難しく、医師の指示通り、次期参院選に出馬しない決断をした」と述べた。

 同氏によると、転倒をきっかけに昨年秋ごろから悪化した右脚の検査と並行して受けた人間ドックで脳腫瘍が見つかった。今月15日の磁気共鳴画像装置(MRI)検査で手術の必要があると診断されたという。

 昨年10月、改選を迎える県区(改選数1)への不出馬を表明。最近は車いすで公務をしていた。

 吉田氏は衆院議員秘書を経て、1983(昭和58)年の県議選下伊那郡区(当時)で初当選。5期連続当選し、県会議長などを歴任した。2001年の参院選県区に出馬して初当選し、現在3期目。自民党県連会長も務めた。県区の後継には、衆院比例北陸信越元職の小松裕氏(57)を指名している。