信濃毎日新聞ニュース特集

2019参院選

県区4氏、立候補予定 4日公示

2019年07月03日掲載

 第25回参院選は4日公示される。与野党7党と諸派・無所属の合計360人超が立候補を準備。21日投開票に向けて論戦が本格スタートする。2017年10月に実施された衆院選以来の大型国政選挙となり、6年半続く安倍晋三首相(自民党総裁)の政権運営に国民が中間評価を下す。

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 長野県区(改選数1)には、自民党新人の小松裕氏、国民民主党現職の羽田雄一郎氏、政治団体・労働の解放をめざす労働者党新人の斎藤好明氏、政治団体・NHKから国民を守る党新人の古谷孝氏の4人が立候補を予定している。小松氏は連立与党を組む公明党が推薦。一方、羽田氏は立憲民主、共産、社民3党の支持を得た。2016年前回選と同様、事実上の与野党一騎打ちの対決となる。

 県区の改選数は16年前回選で2から1に減り、自民、旧民主両党が議席を分け合う従来の構図が一変。野党側は前回選から候補を1人に絞って与野党が1議席を奪い合う激戦を展開しており、今回も同様の構図となる。

 小松氏は自民党参院幹事長の吉田博美氏の後継として出馬し、地域課題を解決するには「与党の国会議員が必要」と主張。社会保障と経済成長を両立させるためにも政治の安定が必要とし、自公政権の継続を訴える。党幹部や閣僚を応援弁士として次々に招き、支持拡大を狙う。

 4期目の羽田氏は4野党の統一候補となり、連合長野の推薦も受けた。前回選で、野党統一候補の民進党(当時)新人が自民党現職を破った再現を目指す。集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法を制定するなどした安倍政権を退陣に追い込み、「平和を未来につなぐ」と訴える。

 斎藤氏は、長時間労働の是正など労働者の利益を重視するとした主張を展開している。古谷氏は、受信料を支払った世帯だけがNHKを視聴できる仕組みの導入を目指すと訴えている。