信濃毎日新聞ニュース特集

2019参院選

全て「共通投票所」化 阿南町、4カ所に減らして

2019年07月13日掲載

 下伊那郡阿南町選挙管理委員会は参院選投開票日の21日、これまで6カ所あった投票所を4カ所に減らす一方、4カ所全てに町内の有権者なら誰でも投票できる「共通投票所」を置く。県選管によると、今回の参院選では他に同郡高森町と下高井郡野沢温泉村が共通投票所を設けるが、全投票所に共通投票所を置くのは県内で初めて。阿南町の有権者は町内のどの投票所でも投票できるようになる。

 町選管によると、町では数年前から人口減少や期日前投票の定着、経費節減などを理由に投票所の統合を検討する一方、有権者の利便性を損なわない方策を模索。共通投票所を設ければ有権者の利便性が高まり、投票機会を確保できると考えた。

 今回の参院選では、大下条地区に設けていた3カ所の投票所を阿南町民会館の1カ所に統合。新野、和合、富草各地区の投票所はこれまでと同じで、全投票所に共通投票所を併設する形を取る。投票時間はいずれもこれまでと同じ午前7時〜午後7時とする。

 町選管の担当者は、統合に伴い投票所が遠くなる有権者もいるとして「投票所が少なくなっても不便を感じにくいようにした。共通投票所とすることで投票所の選択の幅が広がる」としている。