信濃毎日新聞ニュース特集

2019参院選

県区候補ラストスパート 懸命に訴え

2019年07月19日掲載

集会の終了後、来場者と握手を交わす小松氏=18日、長野市(左)。個人演説会終了後、出席者と握手する羽田氏=18日、岡谷市

 参院選は21日の投開票に向け、最終盤に突入した。県区(改選数1)に政党公認で立候補した国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)と自民党新人の小松裕氏(57)は18日も票の上積みを図ろうと、それぞれ懸命に支持を訴えた。

<羽田氏「平和な日本をつなぐ」>

 「子どもたちの未来に責任ある政治を実現していきたい」。羽田氏は岡谷市で開いた個人演説会で、安倍政権の安全保障政策に真っ向から対決する姿勢を改めて強調し、「先人がつないでくれた平和な日本を、子どもや孫につなぐことが使命だ」と訴えた。

 集団的自衛権の行使を容認した安全保障関連法により「戦争ができる国になった」と主張。自衛隊の志願者が減り、「このままだと日本でも徴兵制度が行われる。徴兵制度になったら、行きたくなくても断れない」と指摘した。防衛費の増額ではなく「国民生活に目を向けるべきだ」とし、「国民生活の向上と家計を豊かにする新しい経済政策を打ち出していく」と語った。

 「投票箱が閉まるまで、(周囲の人に)投票に行ったか声を掛けてもらい、共に戦ってほしい」と呼び掛けた。

<小松氏「責任ある政治が必要」>

 「自分のための戦いではない。愛する信州のため、日本のためにも負けるわけにはいかない」。小松氏は長野市で開いた集会で、引退する吉田博美党参院幹事長の後継として与党議席を確保する決意を改めて強調。終盤のキャッチフレーズ「起こせ、大逆転」を来場者と繰り返した。

 集会では自身と同じ医師で、2017年10月の衆院選で落選した2カ月後に死去した父親への思いを語った。「父や母だけでなく、いろいろなことを犠牲にして応援してくれる人がたくさんいる。そういう方々のために、何が何でも議席を守らなければいけない」と涙を見せた。

 夜に市内で開いた個人演説会では地方活性化の必要性を強調。「未来の信州のために、ヒト、モノ、カネをしっかり地方に持ってくる責任ある政治が必要だ」と主張した。