21日投開票 県区は4人の争い
2019年07月20日掲載
参院選県区(改選数1)は21日、県内1455投票所で投票、即日開票される。届け出順に、国民民主党現職の羽田雄一郎氏(51)、政治団体・労働の解放をめざす労働者党新人の斎藤好明氏(69)、自民党新人の小松裕氏(57)、政治団体・NHKから国民を守る党新人の古谷孝氏(43)の4氏が立候補している。
改選数が2から1に減った2016年前回選に続き、事実上の与野党対決となり、羽田氏と小松氏が激しい選挙戦を展開。閣僚や与野党の幹部が相次いで県内入りし、支持を訴えている。
羽田氏は、安全保障政策や憲法改正への姿勢を巡り安倍首相を批判。共闘する立憲民主、共産、社民各党の支援を受ける。
小松氏は、地域課題を解決し、地域を活性化するために与党の議席が必要と主張。連立政権を組む公明党の支援を受ける。
選挙戦最終日の20日、羽田氏は東信地方、小松氏は松本市と長野市を回る。
斎藤氏は長時間労働の改善などを主張。古谷氏は放送法の改正を訴えている。