信濃毎日新聞ニュース特集

初当選の羽田氏41万票余獲得

 参院長野県区補欠選挙(欠員1)は25日投開票され、立憲民主党新人の羽田次郎氏(51)=共産、国民民主、社民推薦=の初当選を決めた。羽田氏は41万5000票余を獲得、次点の自民党新人の小松裕氏(59)=公明推薦=に約9万票の差をつけた。

 補選は羽田氏、小松氏、NHK受信料を支払わない方法を教える党新人の神谷幸太郎氏(44)の3人が立候補。羽田氏、小松氏による事実上の「与野党1対1」の対決構図となった。

 羽田氏は、兄の雄一郎氏が新型コロナで急逝したことから、検査や医療態勢の強化を主張。雄一郎氏が掲げた子ども重視の政策を継続し、多様な生き方が尊重される社会の実現に向けて「声なき声を国政に届ける」と訴えた。

 小松氏は、医師から転身して衆院議員を2期5年務めた経験を前面に打ち出し、新型コロナウイルスワクチンの早期接種など「医療と政治をつなぐ役割を担う」と主張。安全保障や防災対策、国土強靱(きょうじん)化にも力を入れると訴えた。

 神谷氏は県内で選挙活動はしなかった。

 投票は県内1444カ所で行われた。

 参院長野県区補選は、衆院北海道2区補選、参院広島選挙区再選挙とともに菅義偉政権発足後、初の国政選挙となった。

           ◇

当 羽田 次郎  41万5781票

  小松  裕  32万5826票

  神谷幸太郎   1万7559票

  無効・持ち帰り   9921票

初当選を確実にし、花束を掲げて喜ぶ羽田次郎氏=25日午後8時5分、長野市内のホテル

最新記事