衆院選長野3区 立候補3氏の考えは 討論会をネットで配信
- 2021/10/27 07:02
- 政策・公約・訴え
東信地方などの青年会議所(JC)でつくる東信5JC交流委員会は26日夜、衆院選長野3区の立候補者3人の討論会を上田市内で開き、インターネット配信した。立憲民主党新人の神津健(たけし)氏(44)、自民党前職の井出庸生氏(43)、「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」新人の池高生(たかお)氏(53)が、政治姿勢や新型コロナウイルス対策などについて考えを語った。
神津氏は、子どもの貧困につながる格差の是正を挙げ「子どもと日本の未来を守るために政治を志した」と強調。新型コロナによる女性や学生、非正規労働者の生活への影響を調べ「きめ細やかな対応が必要」とした。
井出氏は「11年前に佐久に来て政治活動を始め、信州に根を張って志を立ててやってきた」と説明。新型コロナ対策では「感染を抑え、ワクチンが行きわたっている地方から経済活性化策を始めるべきだ」と主張した。
池氏は、政府の新型コロナ対策について「科学的根拠の薄い非常事態宣言などに疑問がある」と主張。「疲弊した産業を元に戻さなければならない」と述べ、今後の感染症対策では「私権制限の議論も必要だ」と話した。
この日配信した動画は上田、小諸、佐久、科野、軽井沢各JCのフェイスブックや上田JCのユーチューブチャンネルで見ることができる。