再分配なくして成長なし 立民・枝野代表 小諸で演説
- 2021/10/29 06:07
- 政策・公約・訴え
立憲民主党の枝野幸男代表は28日、小諸市の小諸駅前で街頭演説した。岸田文雄首相が唱える「成長と分配の好循環」について「実質賃金は下がり続け、経済も成長していない。分配されるはずがない」と批判。自公政権下では、大企業など一部だけが潤ってきたとし「適正な再分配なくして成長なし」と訴えた。
富裕層や大企業に応分の負担をしてもらい「社会全体で分かち合う」と立民の政策を強調。消費を促すためには医療や介護、子育ての不安を減らすことが必要とし「老後や子育ての安心は社会保障、福祉であると同時に経済対策でもある」と主張した。「首相の新しい資本主義には中身がない。私たちには明確なビジョンがある」とした。衆院選3区に立候補した公認候補の応援のため県内入りした。