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公約や主張、比べて考えて 中高生が模擬投票 本紙「マニフェストスイッチ」など使い

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■原中、比例代表で体験

 原村原中学校3年1組(27人)が28日、信濃毎日新聞の「マニフェストスイッチ」特集紙面などを使い、31日投開票の衆院選の模擬投票をした。4月の参院県区補選の際に候補者への模擬投票を体験しており、今回は比例代表選挙の政党への投票を体験した。

 前回までの授業で紙面を読み、各政党の政策で気になった部分に付箋を貼った。この日は「コロナ対策と経済の両立ができているか」「2050年までに脱炭素を進めるというが可能なのか」などと意見交換。その上で、村選管から借りた投票箱と記載台がある別室で投票をした。

 佐々木涼さん(14)は税金の使い道に着目し、慎重に投票先を決めて「将来、自分も投票するんだと実感した」。出産や育児への補助を重視した篠原ひなりさん(14)は「(政策を)全然知らなかったので不安だったけど、新聞で見比べて投票できた」と話した。

 模擬投票は11月1日の授業で開票する。

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■伊那弥生ケ丘高、5区の2候補で

 伊那弥生ケ丘高校(伊那市)1年D組(40人)が28日、信濃毎日新聞の「マニフェストスイッチ」特集紙面などを使い、31日投開票の衆院選の模擬投票を体験した。通学区と重なる長野5区の立候補者2人の政策や主張を読み比べ、「1票」を投じた。

 最初にマニフェストスイッチにある50の政策分野を見て、それぞれ気になった項目を優先順位を付けてタブレット端末に入力。3、4人の班に分かれ、「医療政策や防災対策に力を入れてほしい」「通学で利用する電車の本数を増やして」など、重視する項目やその理由を発表した。

 その後、特集紙面で候補者が訴える政策と自分の考えを比較し、投票した。戸枝くるみさん(15)は近所の道路の狭さが気になるといい、「共感できる政策が多い候補を選んだ」。小倉翼さん(16)は「選挙に関心はなかったけれど、政策を見比べて違いが分かった」と話した。原拓也教諭(35)は「選挙権はなくても家庭で話題にすることで、大人にも関心を持ってもらえる」と期待。1年の他4クラスでも同様の授業をする。

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■上田千曲高、3区を対象に

 上田千曲高校(上田市)商業科と食物栄養科の3年生36人は28日、信濃毎日新聞の「マニフェストスイッチ」特集紙面を使って31日投開票の衆院選について学び、同校がある長野3区を対象に模擬投票を行った。

 生徒らは、医療政策、教育政策など15項目から重要だと感じる上位三つを選択。各候補の主張に共感できるかを5段階で評価した後、3~5人のグループで意見を交わした。「自分の望む政策を掲げている」「日本が抱える問題を考えている」などと評価理由を説明し、議論した。

 別室で投票。短大に進学予定という食物栄養科の清水風(うた)さん(18)は「就職活動をする時に正規雇用の機会が少ないと不安。雇用についてきちんと考えてくれている候補者に入れた」と話していた。

 28日までに1~3年生の約600人が済ませ、29日も行う。来月開票し、実際の選挙結果と比較する予定。担当する若林寿輝教諭(33)は「1票を放棄せず、投票率を上げることが力になると知ってくれたら」と話した。

新聞で政党公約を見比べ、意見を交わす生徒たち
教室で模擬投票する生徒たち
信濃毎日新聞の特集紙面を見ながら意見交換する生徒たち

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