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長野県関係衆院議員9人初登院 重責担う決意 新たな気持ち

 衆院選で当選した県関係議員9人が10日、初登院した。このうち新人は3人。重責を担う決意を胸に国会議事堂に入った。引き続き議席を得た6人も地域の声を国政に反映させようと気持ちを新たにした。

【自民】

 県内小選挙区で4議席を獲得し、比例復活も含めて5人が当選した自民党。7選した後藤茂之氏(65)=4区=は厚生労働相として閣議出席後、午前9時20分ごろ車で国会正門前へ。「初心に帰ってしっかりやりたい」。新型コロナ対策などで「責任のある政治」を実行する決意を語り、議員バッジを着けると表情を引き締めた。

 「6選を果たせたありがたさと責任の重さも痛感している」。宮下一郎氏(63)=5区=は午前9時半ごろ、議員会館から歩いて議事堂前に到着した。コロナ禍で疲弊した経済の再生や人口減を課題に挙げ「地方から日本を元気にする」と力を込めた。

 自民入りを経て4選した井出庸生氏(43)=3区=は午前11時半ごろ、地元の上田紬(つむぎ)を着て登院。「厳しい結果」と選挙を振り返りつつ「今の気持ちを継続させて謙虚に活動したい」。男女格差是正などに向け「行動をすぐに起こしていきたい」と意気込んだ。

 初当選の若林健太氏(57)=1区=は午前10時10分、国会正門をくぐった。「あー、戻ってきたな」。2010年参院選県区で初当選したが16年改選で落選。5年ぶりに国政に返り咲いた。ただ衆院議員としては新人。「地域の声が政策に伝わるようにしていく」

 4期目の務台俊介氏(65)=比例北陸信越=は午前9時ごろ、正門近くで同僚議員と笑顔でグータッチ。「今回は救われた命。地元や国のためしっかり取り組む」。温暖化対策や地域づくりのため、再生可能エネルギーの普及に力を入れると抱負を語った。

【立民】

 立憲民主党は小選挙区が1議席の獲得にとどまったものの、2人が比例で復活した。5選した下条みつ氏(65)=2区=は議員会館から徒歩で議事堂に向かい、午前11時40分すぎに到着。比例を含めると同党の県関係衆院議員は公示前から1人増になったことを評価し、「働く人、年金暮らしの人、農家の気持ちに立って政策を進めていければ」。

 7選した篠原孝氏(73)=比例北陸信越=は午前11時すぎ、議事堂前で「初登院はいつも身が引き締まる」。自公政権で起きた森友・加計学園などの問題を挙げて「政権交代しないと政治は変わらない。そのために精進する」と語った。

 初当選の神津健(たけし)氏(44)=同=は午前8時50分ごろ、一礼して正門をくぐった。足元は選挙戦でも使用し「妻が磨いてくれた」という履き慣れた靴。「訴え通り、子どもの未来を守る。そのために所得、男女間、都会と地方の格差を解消する」と力を込めた。

【公明】

 公明党は比例代表北陸信越ブロックで1議席を守った。名簿1位で初当選した元県議の中川宏昌氏(51)は午前9時半すぎ、議事堂前に。「5県の皆さまから託された重責をひしひしと感じる」。コロナ禍で打撃を受けた観光業などに触れ「5県の経済が再び活性化できるよう全力を尽くしたい」と意欲を語った。

開門と同時に初登院する衆院議員ら=10日午前8時

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