新佐久市長選が投開票 三浦氏、当選―旧市含め5期目へ 3町村長6市町村議も
4月25日(月) 掲載


 市町村合併に伴う佐久市長・市議選、松本、塩尻両市の市議増員選と、任期満了に伴う小県郡真田町、南佐久郡北相木村、上伊那郡中川村の三町村長選、飯田市、東筑摩郡明科町、北安曇郡白馬村の市町村議選は二十四日、投開票された。

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<吉岡氏に5600票差>

[新佐久市長選・最終結果]

当33,791 三浦 大助 77 無新

 28,095 吉岡  攻 60 無新

   (無効・持ち帰り 626票)

投票率79.66%

   (男78.24%、女80.99%)

有権者78,478人

   (男38,069人、女40,409人)

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 佐久市、臼田町、望月町、浅科村の旧四市町村が四月一日に合併し発足した新「佐久市」の市長選は、旧佐久市長を四期務めた三浦大助氏(77)=無所属、伴野=が、ジャーナリストの吉岡攻氏(60)=無所属、大沢=を破り、十万都市の初代市長に当選した。

 三浦氏は昨年十二月、「合併協議事項の着実な実行が(自らに)課せられた責務」と立候補表明。旧市を網羅する約百三十カ所の後援会組織を軸に、民主党県連の推薦を受け、旧三町村でも羽田孜氏(衆院長野3区)後援会と連携した組織選挙を展開。約二百の組織、団体の推薦状も得て支持を固めた。

 政策面では、旧市の人口増や、県内自治体の中で高い出生率を挙げ、少子高齢化対策に力を入れた四期十六年の実績を強調。旧町村でも児童館、老人ホームの建設、生活道路網整備に積極的に取り組む姿勢を示した。

 吉岡氏は、大票田の旧市では高齢市長の多選阻止を訴え、旧三町村では地域の自立を尊重すると主張。清新さ、市民派をアピールし、三浦市政批判票や、市政改革を求める四十代以下の支持を一定程度集めた。また、合併の賛否を問う住民投票条例案が見送られ、三浦氏の合併協議の進め方に不信感もあった旧臼田町で健闘。しかし、立候補表明が一月中旬と遅かったことや知名度不足も響き「草の根」運動に広がらなかった。

 合併新市の市長選で、定数を九上回る四十三人が立候補した市議選と同時に行われ、投票率は79・66%で二〇〇一年の旧佐久市長選を0・51ポイント上回った。

[三浦 大助(みうら・だいすけ) 77 無新(1)]

 無職元佐久市長4期・厚生省公衆衛生局長◇東京慈恵医大卒

<合併仕上げの4年に>

 【抱負】旧三町村長との合併協議で決めた約束を守り、新市の均衡ある発展に努めたい。約五百項目の新市建設計画について、二年以内に取り組む項目の優先順位、道筋を付ける。子育て支援をはじめ少子高齢化対策、福祉施策を充実させ、市民が「合併して良かった」と思えるようする。これからの四年間は合併の総仕上げだ。




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