松本糸魚川連絡道路 小谷村の66%「必要」


 北安曇郡白馬村の白馬青年会議所と同郡小谷村の有志でつくる「小谷むらづくり委員会」(相沢尚平会長)は十七日、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」計画について、小谷村民を対象に行ったアンケート調査結果をまとめた。計画は村に必要かとの問いに、66・2%が「必要」と答え、「必要ではない」(17・3%)「分からない」(16・5%)を上回った。

 調査は、村民の三分の一弱にあたる千二百人を抽出。九月十四―二十五日に用紙を郵送し、五百三十二人から回答を得た(回収率44・3%)。

 調査結果によると、計画が「必要ではない」とした理由は、「既存道路の改良(を望む)」が46・8%が最も多く、次いで「問題個所のバイパス化」が35・8%。村を南北に貫く国道148号の安全対策を求めていることがうかがえる。

 高規格道路で期待できる効果は「緊急医療(に役立つ)」が40・2%で最も多く、次いで「観光振興」(26・4%)。一方、デメリットは半数以上が「通過型観光(になってしまう)」(52・5%)で、「自然が失われる」(25・5%)が続いた。

 同会議所は計画推進の立場で、「村民への情報提供がまだ十分でないことが分かった」としている。調査結果は、県が沿線市町村で進めている意見交換会の資料として活用する。白馬村でも調査を計画している。

(2001年10月18日 信濃毎日新聞掲載)