松本糸魚川連絡道路 新潟知事「進めたい」


 田中知事が自動車専用道路は不要としている地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」の建設促進期成同盟会は二十七日、新潟県庁を訪ね、平山征夫知事に新潟県側(約二十キロ)は計画通り建設を促進するよう要望した。平山知事は「両県の担当部局の調整を見守る」とした上で、「豪雨や地震など災害に備える面からも重要な道路で、ぜいたくな計画ではない。新潟側は従来通り進めたい」と述べた。

 有賀正同盟会長(松本市長)、腰原愛正大町市長、吉岡静夫糸魚川市長ら十数人が訪ねた。有賀会長は「長野側で推進している立場として新潟側の皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱい」とし、「条件が整った新潟側から積極的に建設を進めてほしい」と訴えた。

 平山知事は「仮に(田中知事と)トップ会談をして、けんかでもすれば大変。土木部間で長野側をどうするか固めてもらう必要がある」と述べ、「調整が難航することも想定している。その場合もこちらは計画通り進めたい」とした。

 有賀会長らはこのほか、新潟市の国土交通省北陸地方整備局でも同様の要望を行った。

(2002年11月28日 信濃毎日新聞掲載)