松本糸魚川連絡道路 知事「豊科IC付近起点に」


 田中知事は十一日の県会一般質問で、地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」(東筑摩郡波田町―新潟県糸魚川市、約百キロ)について「大町以南は高瀬川右岸道路など既存道路の改良で対応するため、起点は南安曇郡豊科町のインター付近となる」と述べ、起点の変更を国と協議していく考えを示した。

 北山早苗氏(無所属、南安曇郡)の質問に答えた。起点の変更は、県が改良を想定する既存道路が現在のルート案より東側に位置することから、従来の計画を県の方針に合わせる狙い。

 起点が変わると、ルート案のうち、建設に向けて環境影響評価などに入る段階の「調査区間」に指定されていた大町市―南安曇郡堀金村間(約十五キロ)はルートから外れることになる。地元の市町村長には知事の方針に反発する声もあるだけに、論議を呼びそうだ。

 一方、大町以北のルートでは、県がバイパス建設を検討している北安曇郡小谷村雨中地区について、新たに「調査区間」の指定を求めていく考えを表明した。

(2003年7月12日 信濃毎日新聞掲載)