できごとパック=諏訪湖でワカサギ漁禁止


 産卵のため河川をさかのぼるワカサギが激減した諏訪湖で、ワカサギ漁が12月1日から来年4月末まで禁止されることになりました。採卵が2年連続で振るず、諏訪湖漁協(諏訪市)が来年春の採卵に向けて魚を保護するため27日までに決めました。全面禁漁となるのは1987(昭和62)年度以来18年ぶりです。

 諏訪湖は全国有数のワカサギの卵の供給地です。例年、全国100カ所以上の湖沼に出荷してきました。春に川をさかのぼるワカサギを捕らえて40億−50億粒を採卵してきましたが、昨年採れた卵は約26億粒、今年は約11億粒まで減ってしまいました。

 漁協は「禁漁が来春の遡上(そじょう)につながるか分からないが、親を残さなければ期待もできない」と説明。県水産試験場諏訪支場(下諏訪町)は「(遡上減の)はっきりした原因は分からない。試行錯誤するしかない」と話しています。

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