TOP2013年07月松本城を世界遺産に 推進実行委が総会 「天守に特化」道筋報告

 松本市や信濃毎日新聞社などでつくる「国宝松本城を世界遺産に」推進実行委員会(会長・菅谷昭市長)は9日、同市内で総会を開いた=写真。

 松本市などは昨年3月、国宝四城世界遺産登録推進会議準備会(仮称)を設立し、専門家でつくるワーキンググループが課題などを検証している。市松本城管理事務所の後藤芳孝研究専門員は総会で「グループでは、国家統一や都市の発展、中世から近世への社会構造の変化を示すモニュメントである天守に特化することで、(世界遺産登録に必要な)顕著な普遍的価値を描くことができそうだと議論された」と報告した。

 後藤さんは「天守が現存する12城について調べ、日本の歴史の中で特徴的なことを示す城を選んで資産構成を決める。その上で外国人にアピールできるストーリーを組み立て、海外の事例との比較もしていく必要がある」とし、本年度から来年度にかけて調査研究を進め、2015年度以降に申請に向けた提案書を作成する道筋を示した。

 出席者からは「市民の意識を盛り上げるための取り組みが必要ではないか」といった意見が出た。

2013年7月10日掲載

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