TOP2020年12月松本城の内堀、ぷかり作業船 しゅんせつ準備着々
しゅんせつの実験準備が進む松本城の内堀=11日

 松本市の松本城天守南側の内堀で21日始まる堆積物のしゅんせつ実験を前に、長さ約14メートル、幅約10メートルの作業船が堀に浮かんで人々の目を引いている。市教委が2023年度から予定する本格的な堀の浄化に向けた調査で、来年2月にかけて三つの方法を試す。

 実験は約300平方メートルずつ、水底にたまった泥を▽かき混ぜないよう吸引▽かき混ぜながら吸引▽水底を動くロボットで吸引―の3手法で試す。21日から6日間行うのは、作業船から吸引装置で泥の層を吸い上げ、パイプで離れた場所に運んで水分を分離する方法。施工する小柳建設(新潟県三条市)によると、堀の水に濁りや臭いが生じにくいという。

 実験で臭いや景観、泥の処理方法などを検証し、ふさわしい方法を見極める。市教委松本城管理事務所の米山順一所長は「毎月違った光景が見られるので注目してほしい」と話している。

2020年12月12日掲載

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