TOP2021年10月火縄銃演武 響くごう音 松本城で2年ぶり開催
空砲を次々と響かせる松本城鉄砲隊

 江戸時代の松本藩の砲術を再現する「古式砲術演武」が17日、松本市の松本城で行われた。昨年は新型コロナの影響で中止し、2年ぶり。甲冑(かっちゅう)を身に着けた「松本城鉄砲隊」の隊員約20人が撃ち手となり、大小さまざまな火縄銃でごう音を響かせた。

 午前中の演武には約450人が来場。隊長の西堀恒司さん(73)が「弾を込め!」と号令すると、隊員は手早く火薬を込めて銃を構え、「放て!」の声とともに一斉に空砲を鳴らした。

 織田信長と徳川家康の連合軍が武田勝頼の騎馬隊を破った1575(天正3)年の「長篠の戦い」で織田軍の鉄砲隊が用いたとされる「三段撃ち」の演武では、隊員が3列に分かれ、最前列を入れ替わりながら次々と空砲を放った。見守った来場者からは大きな拍手が沸き起こった。

 家族4人で訪れた浜松市の小学4年渥美汰一君(9)は「音が鳴るたびに空気が震えて、迫力があった」。

2021年10月18日掲載

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