ホテル、個性競い合い 長野市で相次ぐ新設・増改築


 長野冬季五輪に向け、長野市内で大規模ホテルの新設、増改築が相次いでいる。

 上信越道長野インター近くには、地の利を狙って「信州松代ロイヤルホテル」が六日にオープン。県内最大級の三百五十室を備え、平日は会議や研修、週末や休日は観光客を想定し「シティーリゾート型」を目指す。

 市街地ではJR長野駅前に二百三十五室の「ホテルメトロポリタン長野」、東口には長野郵便貯金会館が移転する「メルパルク長野」の工事が進む。

 既存施設の増改築も盛ん。「長野ホテル犀北館」が高級感を売り物に昨年九月完成。「ホテル国際21」ではコンベンション棟に続いて、高さ七十メートルの宿泊棟を建設中だ。

 現在、長野市内のホテルの収容人数は約五千人。来年秋までにこれらの大型ホテルが完成すると、約六千五百人に増え、競争はますます激しくなる。「部屋はゆったりと、食事はバラエティーと味にこだわりたい」(犀北館の近山諭営業本部長)。それぞれのホテルが五輪後も見据え、個性を競い合う。

(1996年4月15日 信濃毎日新聞掲載)