「俳句でおもてなし」 入選作百句を発表


 県国際課、県俳人協会、県国際交流推進協会でつくる「俳句でおもてなし実行委員会」は二十二日、長野五輪・パラリンピック向けに一般募集していた俳句の入選作百句を発表した。各句を英語かフランス語に訳した小旗を七千五百本作製し、長野市の商店街などを通じて大会時に外国人客らに配布する。

 入選作は「志賀山にかけるスピード雪けむり」(長野市・長沢一男さん)、「白銀の斜面に結ぶ競技の和」(飯田市・清田洋子さん)、「雪よりも白き心で歓待す」(伊那市、重盛友子さん)、「声を目に盲人スキー真しぐら」(佐久市、江元保夫さん)、「かもしかが首傾けて見るジャンプ」(更埴市、池田幹男さん)、「一本のスキー世界の橋となり」(上高井郡小布施町、草間幸子さん)など。

 応募総数千六百二句の中から選び、俳句に詳しい県国際交流員のフランス人、ローラン・マブソンさんらが約七割を英語、三割をフランス語に訳した。同実行委は二十八日、長野市の中央通り活性化連絡協議会に小旗約四千本を手渡す。中央通りの各商店は、大会時まで小旗を店内に飾るなどして盛り上げる。

(1997年10月23日 信濃毎日新聞掲載)