ノルディック複合個人 荻原兄弟が健闘 健司4位、次晴6位



ビャルテエンゲン・ビーク


荻原次晴(3)と健司(9)

(白馬村・スノーハープ)
13:00 スタート

 個人後半の距離を行い、2位に36秒差をつけてスタートしたリレハンメル五輪3位のビーク(ノルウェー)が首位を守って、初優勝した。

 前半9位で1分30秒差で出走した荻原健(北野建設)が、距離を13位でこなし、1分21秒1差の4位。前半3位の荻原次(北野建設)は6位、前半4位の古川(リクルート)は23位と、日本勢はメダルに届かなかった。森(野沢温泉ク)は38位。

 前半6位のラユネン(フィンランド)がゴール前の争いに勝って首位と27秒5差の2位、3位に前半2位のストリャロフ(ロシア)が入った。


▽個人

(1)ビャルテエンゲン・ビーク(ノルウェー)
   (飛躍(1)241・0、距離(16)41分21秒1)

(2)ラユネン(フィンランド)タイム差27秒5
   ((6)230・5、(8)40分45秒6)

(3)ストリャロフ(ロシア)     28秒2
   ((2)235・0、(14)41分13秒3)

(4)荻原健司(北野建設)    1分21秒1
   ((9)226・0、(13)41分12秒2)

(5)クチェラ(チェコ)     1分24秒7
   ((8)228・0、(17)41分27秒8)

(6)荻原次晴(北野建設)    1分25秒3
   ((3)232・5、(23)41分55秒4)

(7)バル(フランス)      1分25秒7
   ((11)218・5、(5)40分31秒8)

(8)シュテヒャー(オーストリア)1分48秒8
   ((7)228・5、(22)41分54秒9)

(23)古川純一(リクルート)   4分15秒7
   ((4)232・0、(42)44分42秒8)

(38)森敏(野沢温泉ク)     7分7秒9
   ((34)195・0、(37)43分53秒0)

 【評】荻原兄弟がメダルに届くチャンスは早々になくなった。トップのビークは序盤が好調。5キロすぎでストリャロフとの差を広げた。後方集団から抜け出したラユネンがストリャロフに追い付いたものの、一気に抜き去る勢いはない。ラユネンを追えなかった集団は、2位争いの二人がペースを維持したため、メダルをあきらめ、順位争いに絞るしかなかった。

 10キロすぎのトラック内で荻原次が集団の先頭。追い付いた荻原健とでクチェラ、シュテヒャーを挟み込み終盤の争いに。シュテヒャーが脱落すると、後方からバルが浮上し、集団は依然四人。最後の上り坂で勝負に出た荻原健がリードを広げて4位を確保。機を逸した荻原次は最後の直線勝負でバルに競り勝って6位入賞を果たした。

 ビークは最後の1周こそペースを落としたが余裕を持って逃げ切り。2位争いは直線勝負を快ピッチで駆け抜けたラユネンが大健闘のストリャロフをかわした。

(1998年2月14日 掲載)