スピード女子五百 岡崎「銅」 島崎5位



(長野市・エムウェーブ)
16:30 スタート

 長野冬季五輪第八日の十四日、長野市のエムウエーブでスピードスケートの女子五百メートル2回目が行われ、岡崎朋美(富士急)が前日と同じ38秒55の好記録で、1、2回合計タイム1分17秒10で銅メダルに輝いた。日本勢のスピード女子短距離では初めてのメダル獲得。岡崎と同走の島崎京子(三協精機)も38秒93、合計タイム1分17秒68で5位入賞を果たした。

 優勝は、2回目38秒21、合計タイム1分16秒60のカトリオナ・ルメイ・ドーン(カナダ)、同走のスーザン・オーク(カナダ)は2位だった。

 三宮恵利子(富士急)は1分18秒56(39秒25、39秒31)で11位、楠瀬志保(佐田建設)は1分18秒80(39秒56、39秒24)で12位だった。

 スピードスケートの日本女子のメダル獲得は、一九九二年のアルベールビル大会千五百メートル3位の橋本聖子、九四年のリレハンメル大会五千メートル3位の山本宏美に次いで三人目で、三大会連続のメダル獲得となった。


【女子】▽五百メートル

(1)カトリオナ・ルメイ・ドーン(カナダ)1分16秒60
 (1回目(1)38秒39、2回目(1)38秒21=五輪新)

(2)オーク(カナダ)    1分16秒93
 ((2)38秒42、(2)38秒51)

(3)岡崎朋美(富士急)   1分17秒10
 ((3)38秒55、(3)38秒55=日本タイ)

(4)シェンク(ドイツ)   1分17秒45
 ((5)38秒88、(4)38秒57)

(5)島崎京子(三協精機)  1分17秒68
 ((4)38秒75、(5)38秒93)

(6)ティメル(オランダ)  1分18秒15
 ((9)39秒12、(7)39秒03)

(7)フェルカー(ドイツ)  1分18秒19
 ((10)39秒19、(6)39秒00)

(8)ガルブレヒト(ドイツ) 1分18秒45
 ((7)39秒11、(10)39秒34)

(11)三宮恵利子(富士急)  1分18秒56
 ((12)39秒25、(9)39秒31)

(12)楠瀬志保(佐田建設)  1分18秒80
 ((14)39秒56、(8)39秒24)

世界記録 ルメイ・ドーン 37秒55

五輪記録 ルメイ・ドーン 38秒39

日本記録 岡崎朋美    38秒55

 【評】18組で岡崎と島崎が同走。アウトの岡崎はスタートの反応が速くて切れがあり、100メートルは10秒43の好タイム。島崎も食らいついて10秒50で通過したが、岡崎はその時点の加速で上回っていた。それがバックストレートのスピードに結びつき、最後のインカーブ出口にも鋭さがあった。

 島崎は後半が伸びなかった。17組のシェンクがパワーで押し切る滑りをして島崎を0秒36上回り、合計タイムで島崎を抜いた。

 最終19組でルメイ・ドーンとオークが金メダルを争って同走。100メートルでオークが10秒27、ドーンが10秒36の素晴らしいスピード。アウトスタートのドーンは第1カーブ出口の加速、直線では氷をしっかり押し出すキックでオークを一気に追い詰めた。1回目の記録を0秒18短縮する圧勝だった。

(1998年2月14日 掲載)