女子フィギュア 転倒…荒川13位


 荒川はフィギュアスケート女子のショートプログラムで成功させた3回転―3回転のコンビネーションジャンプを、この日の自由では決められなかった。「練習でずっと調子が悪かった」と言い、プログラムの終了間際には転倒。「コンビネーションを入れようと思って跳んだが、転んでしまって残念です」と悔しそうだった。

 荒川が強調したのは、試合に向けてコンディションをつくることの難しさ。「期間の長い大会に出た経験が少なかったので、一番いい状態に合わせることができなかった」

 もちろん、トップの選手の調整ぶりを自分の目で確かめることができたのは大きな収穫。この日は不調だったが「跳べるジャンプの種類は世界のレベルとほとんどかわらない」という自負もある。「一日くらい休養して(三月末からの)世界選手権に向けて練習を始めたい」と決意を新たにした。

(1998年2月21日 信濃毎日新聞掲載・共同)