チェコ 初優勝、ロシアに1−0 アイスホッケー男子



決勝戦
(長野市・ビッグハット)

13:45 チェコ 1−0 ロシア

 男子の決勝が行われ、チェコがロシアを1―0で破り、チェコスロバキア時代を通じてこの競技では初、チェコとなってからは冬季五輪初の金メダルを獲得した。

 第3ピリオド8分8秒、チェコはフェースオフからDFスボボダの強烈なスラップショットで決勝ゴール。この1点を厳しいチェックとGKハシェクの好セーブで守り切った。

 自慢の攻撃力を封じられ、銀メダルに終わったロシアだが、旧ソ連、独立国家共同体(CIS)時代から二大会ぶりのメダルだった。

▽最終順位

(1)チェコ

(2)ロシア

(3)フィンランド

(4)カナダ

(5)ベラルーシ

(5)カザフスタン

(5)スウェーデン

(5)米国

(9)ドイツ

(10)スロバキア

(11)フランス

(12)イタリア

(13)日本

(14)オーストリア

   ◇

「最高の気分」

 〇…チェコに初の金メダルをもたらす値千金の決勝ゴールを決めたスボボダは「米国、カナダ、ロシアにも勝った。最高の気分」と興奮気味だった。

 チェコの持ち味は堅い守り。その中心選手の一人である。両チーム無得点の均衡を破ったのは第3ピリオドの8分すぎ。フェースオフを起点にブルーラインを少し入ったところでパスを受けたスボボダは、ゴール右上に突き刺さるスラップショット。「勝因はチームのみんなが信頼し合っていたこと。何があっても後ろには(GKの)ハシェクがいるし、安心してプレーできたんだ」と声のトーンが上がった。

   ◇

ベストGKハシェク

 〇…国際アイスホッケー連盟はポジション別ベストプレーヤーを発表。GKは決勝でロシアを無得点に抑えるなど、堅守でチェコの優勝に貢献したハシェクが選ばれた。

 FWはフィンランドとの準決勝で5得点をマークするなど出場選手中最多の通算9得点を挙げたロシアの主将P・ブレ、DFはカナダのブレークが選出された。(共同)

(1998年2月22日 掲載)