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スノーハープ

   若者と響き合う「優しさ」 (1997. 2. 6)

樹林帯の中19キロ

総延長約19キロの「スノーハープ」のコースは豊かな自然に恵まれた樹林帯の中。一帯にはオオタカやノスリもすんでいる


 普段は森閑とした杉の樹林。所々にコナラやハンノキの広葉樹もある。枝に積もった雪が時折、ザザーと落ちる。

 北安曇郡白馬村神城のクロスカントリー会場「スノーハープ」。五輪テストイベントのクロスカントリーとノルディック複合競技が相次いで開催され、活気に包まれた。起伏の激しい樹間のコースを色とりどりのウエアを着た選手が滑り、スタート、ゴールエリアの方から観客の声援やチアホーンが響いてきた。

 気象条件など厳しい自然に左右されるスキー競技。どんな時でも、めげずにひたむきに滑る選手たち。熱戦に観衆の気持ちも高ぶり、一年後に迫った五輪を肌で感じる。

 「スノーハープ」の愛称は、近くに住む主婦栗山晶子さん(62)の命名による。白馬連山を望む会場完成予想図を見て、「何とも優しい感じ。これはハープ(たて琴)だな」と直感したという。

 全国から五百五十二点の応募があった。最終選考の二十点は白馬中学の生徒たちが全員投票で選んだ。「スノーハープ」は将来を担う子供たちの感性に受け入れられた。「若者と響き合うものを共有できたことがうれしい」と栗山さん。

 大阪から白馬に移り住んで十四年目。栗山さんは自然と友情という宝物にあらためて感謝した。

 村が開く八日の一年前イベント「クロスカントリー体験と雪上運動会」で、栗山さんは“ご褒美”のスキーで歩き、自分が名付けた「スノーハープ」の響きを実感したいという。五輪ではボランティアで参加して、世界の人たちと接するのを楽しみに待つ。


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